フィンチと血
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フィンチというのは、スズメ目アトリ科の鳥の総称のことです。スズメ目ということもあり、大きさはスズメくらいをイメージすれば良いでしょう。フィンチには色々な種類がありますが、もっとも有名なのは、ガラパゴス諸島特産のダーウィンフィンチ類ということになるでしょう。 ダーウィンは、ダーウィンフィンチ類を観察することによって、その進化論を確信したと言われています。
もともとは一種類だったホオジロ科のフィンチが、ガラパゴス諸島の中で、それぞれの島の生態的な条件に適応していき、分化して、全部で14種ものバリエーションに「進化」したのです。それぞれは、縞模様があったりなかったりの違いがあり、また、体の大きさや嘴の大きさ・形も異なっています。
フィンチの特性は様々で、ガラパゴスフィンチ属のサボテンフィンチは、細くて丈夫な長い嘴を持ち、サボテンの種子を食べます。
吸血フィンチ
また、ダーウィンフィンチ属のキツツキフィンチは、線形の頑丈な嘴を使って、サボテンの棘などをくわえながら、樹皮の下などにかくれた虫を見つけ出して食べます。驚くべきことに、フィンチには、動物に取り付いて血を吸うものもいます。ハシボソガラパゴスフィンチは、カツオドリの翼の付け根を突き、出てくる血をなめるという、いわゆる、吸血行動の習性を持っています。
フィンチと呼ばれる鳥は、日本では「ヒワ」と呼ばれるものが多く、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ、コイカル、マヒワ、ハギマシコ、ギンザンマシコ、イスカ、イカル、シメなどが日本で繁殖するアトリ科のフィンチ類となっています。